学術研修とは
広島県鍼灸マッサージ師会では会員の皆さまに役に立つ学術研修会を開催しています。
平成22年度から、広島県鍼灸マッサージ師会は、生涯学習認定制度を実施しています。
広島県鍼灸マッサージ師会会員で年間で25単位以上を認定されると東洋療法研修試験財団から生涯研修修了証が交付されます。
学術研修会は、一つの分野に固着せず、幅広く多角的に活用しやすい内容で開催しています。
まだ参加したことがない方、是非お気軽にご参加ください。
学術研修会報告
令和6年度 第1回 学術研修会報告
理事 後藤将二
令和6年7月7日(日)朝日医療専門学校にて、第1回学術研修会を開催致しました。
参加者44名のうち、学生が18名で過去最多の参加数となりました。
御講師は、広島大学病院 診療支援部リハビリテーション部門に所属の 医学博士・理学療法士の福原幸樹(ふくはらこうき)先生をお招きし、「肩・腰・ひざ痛の改善に繋がるセミナー ~どんな動きが重要か~」
というテーマで「関節構造に基づいて動かせること」についてご講義いただきました。
午前・午後共に「実技」をご教授して頂き、
足関節の動かし方、股間節の動かし方、胸椎・肋骨の動かし方を、時間をかけて丁寧に実技を取り入れて説明いただき、
また臨床の先生方と専門学校生を交えて座り交流を図りながら受講ができ、とても有意義な研修会になりました。
アンケートでも参加者全員が最大評価の「満足」と回答がありました。
また「先生の話が分かりやすく、面白かった」・「実技も実践的で使ってみたい」・「知らない知識でなぜそうなのかという疑問が解決できて勉強になった」・「毎年福原先生の講義をして欲しい」など受講者の感想が多く寄せられました。
足関節の手技に関しては、福原先生に許可をいただき「広島県鍼灸マッサージ師会理事のYouTube」にて公開させていただきますのでご覧下さい。
この度は、朝日医療専門学校さまのご協力をいただき実習室・ベッド搬入・会場整備・御講師控え室・駐車場を整えて頂きスムーズな進行ができ、会長をはじめ役員一同心より感謝申し上げます。